長崎へ行ってきます。

1987年8月6日。第1回目の「夏 長崎から」が始まりました。
当時、おいらは19歳になる直前。中学でさだまさしにはまり、「セイ!ヤング」を遠距離で聴いたり、松江の県民会館へコンサートを聴きに行ったりしてはいましたが、さすがに長崎まで野外コンサートを見に行く事は出来ず、TVで見ているだけでした。
ただ、夜のステージの裏を走っていく電車はやけに印象に残っております。

初めて長崎に行ったのは94年。すでに会場は現在と同じ稲佐山の野外ステージになっておりました。
貧乏旅行ですから、公共交通機関は一切使わず、深夜の高速道を走って長崎まで行って、
長崎と言う観光地なのにろくに観光もせず
朝から炎天下の中、山頂の公園で太陽に焼かれながら延々待ち続け、
夕方になってやっとへばりながら会場に入り、「長崎小夜曲」で爆発する。
さだまさしのコンサートなんだけど、彼以外のアーティストも聴く事が出来、違う世界も知る。
終わった後、稲佐山から降りるバスから改めて長崎の夜景を見る。
今年も終わったなぁ。来年も来たいなぁと思いながら。

と思いつつもそう毎年は参加できなかったのですが、それでも初めて行ってから12年。そのうち半分以上は行ってるよなぁ・・・干支も一回りしました。

今年、2006年8月6日。「夏 長崎から」はファイナルを迎えます。

今年も行きます。明日の今ごろは多分壇ノ浦PAで「寝れないんだよ〜」と言ってるかもしれません。
そりゃ寝ちゃいけないんですよ。夜行バスじゃなくって、自分で運転してるんですからw

で、稲佐山の頂上で焼かれながら待ってるんですよ。今年は「水曜どうでしょうEURO21Tシャツ」を着ていきます。

だけど、もう「来年」は無いんですよねぇ。終わった後、長崎港の夜景を見ながら、果たしておいらは何を考えてるんだろう?